飛び込み営業って非効率的で時間の無駄だよねって話。

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どうもこんにちは、あんりです。

今日はタイトルどおり、

「飛び込み営業って非効率的で時間の無駄だよね」

って話をします。

というのも先日、会社員として働く傍らネットビジネスで資産を築いているビジネス仲間に会ったのですが、

無意味な飛び込み営業をさせられていて困っているという話を聞きました。

その話を聞いて私は、忘れかけていた「あること」を思い出した。

社会人になって以来、私は事務職しか実務経験を積んできていませんが、

実は過去に一度だけ、飛び込み営業を疑似体験したことがあったのです。

今日はその時の体験談と、体験を通して感じたことについて語ります。

新卒女子大生が面接に行ったら飛び込み営業を同行させられた件

新卒就活で面接に行ったら…まさかの飛び込み営業?!

それはこの記事を書いている今から遡ること6年前の2013年2月。

当時大学4年生だった私は、大学卒業間近だったにも関わらず、

まだ一つも内定をもらっていないという、就活生としては悲惨な状態だった。

大手就活サイトの他にハローワークを駆使して求人を探していたら、

ある求人が目に留まりました。

その求人とは、総合職を募集していた果物の専門商社の求人でした。

私は幼稚園の文集に「将来の夢は果物屋さん」と書いていたほど、

子どもの頃から果物を食べるのが好きです。

果物好きは大人になった今でも変わらず、ビジネス仲間とケーキを食べた時に

フルーツケーキを注文してしまうほどです。(笑)

そんなわけでただの果物好きという単純すぎる理由から、私はその果物専門商社の求人に応募しました。

すると書類選考→一次面接とスムーズに通過し、見事二次面接(最終面接)へと進めた。

そして二次面接当日、面接会場である本社へ着くなり

面接官である社長からこう言われた。

「今日は面接を行う前にうちのスタッフと営業に同行してもらう。これから彼女(会社スタッフ)について行って、うちの仕事について理解してほしい」

社長が指を指した先には、この会社の女性スタッフがいました。

女性は、大きな段ボール箱を乗せた台車を持って待っている。

段ボールの中には、大量のキウイフルーツやみかんなどの果物が入っていました。とても重そうでした。

女性スタッフのもとへ行き、宜しくお願いしますと言うと、彼女は

「今日はこの沿線のこのエリアにある会社さんを一軒一軒まわります。いずれあなたもやるお仕事になると思うから、今日は仕事の様子を見ていてくださいね」

…私は、面接に来ていたつもりだったけど、まさかの飛び込み営業に同行させられることになりました。

そんなわけで私は女性スタッフの後をついて行って、本社の最寄り駅から2駅隣へと移動しました。

女性スタッフに同行して電車で移動した時の電車賃は自腹。

今思うと、面接に来たのに飛び込み営業に同行させられたり、

その移動にかかった電車賃を自腹で支払わなければならなかったりとか、

いろいろと疑問に思うところがあるのですが…。

目的のエリアに到着すると、女性スタッフは

「今から飛び込み営業をやるのでよく見ててください。私がやっている仕事はこういうものだと理解してくださいね」

と言って、早速エリア内にある企業への飛び込み営業を始めました。

「すみませーん!私、フルーツの販売をしているんですけど、美味しい旬のフルーツはいかがですかー?」

果物の入った重い段ボール箱を持ち運んでは、一軒ずつアポなしで突撃訪問していたのでした。

アポなしで来るわけだから、突然の訪問に企業は困ってしまい

「あー、、、うちは遠慮しておきます、、、」

という感じで、門前払いさせられてしまいます。

そして同じように2軒目も3軒目も……次々と断られてしまいます。

結果、この日の飛び込み営業の成果は0。惨敗という結果だ。

そりゃそうなるはずです。

だってアポなしの突撃訪問自体が企業側にとっては迷惑でしかないし、

そんなアポなし訪問者の相手をするのが企業にとっては時間の無駄だからです。

それに、どんなに美味しい旬のフルーツを持って

「これ買って!」

と来られても、押し売りされるのは嫌になりますし

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その企業が今最も求めているニーズを満たすわけではないですから、

そう簡単に果物を買ってもらえるわけがありません。

飛び込み営業の帰り道、女性スタッフから

「あんりさんは今何か夢はある?」

と聞かれました。

当時これといった夢が特になく、将来に対して漠然としていた私は

「うーん…とりあえず今は、就職先が早く決まることが夢ですかねえ…」

と適当に答えてしまいました。

逆に、私から女性スタッフに同じ質問を逆質問すると

「私はダンスが大好きなんだけど、将来はプロダンサーになるって夢があるんだ~!今はその夢を叶えるためにこの会社で仕事を頑張って、コツコツとお金を稼いでいるよ!」

と目を輝かせながら答えていました。私は心の中で

(あまり成果の出ない飛び込み営業を続けたところで、プロダンサーへの道はますます遠くなるだけかもしれないよ…)

と思ってしまいましたけどね…。^^;

そして会社に戻り、社長との最終面接を受けました。面接で

「今日スタッフの〇〇さん(女性)の飛び込み営業に同行してもらったけど、もしうちに入社したらこの仕事をまずしてもらいます。飛び込み営業を見て、どう感じましたか?」

と聞かれたので、思わず

「このような形で飛び込み営業を経験するのは初めてでした。飛び込み営業はとても大変なお仕事だと感じました。」

と正直に答えてしまいましたw

面接の帰り道、飛び込み営業の疑似体験を振り返ってみていろいろ考えた結果

「この会社は無しだな…」

と感じました。

結果的に、この果物専門商社の最終面接は落ちました。

そりゃまあ、最終面接で「飛び込み営業はとても大変なお仕事だと感じました」と言う人を採るわけないですよねwww

飛び込み営業は営業マンにとって非効率的で時間の無駄でしかない業務

というわけで以上が、新卒の就活で飛び込み営業を疑似体験させられた私の体験談となります。

この体験を通して飛び込み営業は、

営業マンにとって非効率的で時間の無駄でしかない業務

だと感じました。

確かに飛び込み営業でもごく稀に

顧客のニーズに沿った提案が出来てモノが売れたり、契約が成立する場合もあるでしょう。

ですが、飛び込み営業で成果を出せる事って殆どないんじゃないでしょうか?

飛び込み営業は、顧客側から必要とされている状態で訪問していません。

いきなりアポなし訪問されて「これ買って!」と押し売りしたところで

「こんな忙しい時にアポなしで来るなよ!」

「ゴリ押しされても迷惑なんだよ!」

と顧客側に嫌われてしまうのが当然の流れです。

顧客から必要とされていない状態でアポなし訪問の量をこなしたところで、モノが売れたり契約が成立するはずがありません。ただ時間を無駄にしているだけです。

ビジネスの本質は

集客→教育→販売

と言われています。

①集客:顧客へのアプローチ

②教育:売る商品・サービスの説明や提案

③販売:商品やサービスの成約

この3ステップを踏んでいくことで、顧客に商品が買われます。

しかし、飛び込み営業の場合は集客・教育をすっ飛ばして、販売しかしていない。

肝心な「顧客へのアプローチ」が抜けた状態で営業しています。

だから売れるわけがないのです。

それと飛び込み営業は、インターネットがない時代であれば、まだ売れた営業方法だったかもしれません。

ですが、インターネットが発達した今、飛び込み営業はただの時代遅れの営業方法でしかありません。

飛び込み営業をするくらいなら、DRMやSNS、ウェブサイト、ブログなどの
自動化ツールを使って顧客にアプローチする方が売れやすいです。

売れもしないのに一軒一軒回って汗水垂らして肉体労働するよりも、よほど効率的です。

ちなみに私が飛び込み営業を疑似体験させられたのは2013年2月。

既にアフィリエイトなどのネットビジネスが世の中に広まりつつある時代でした。

大学4年生だった当時の私も既にアフィリエイトの世界に出会っております。

関連記事:アフィリエイトに出会い、就職も決めた大学生活後半

ネットビジネスが浸透しつつあった時代にまだまだ飛び込み営業をやっていたなんて、本当に時代遅れです。

また、インターネットが発展している今の時代は、情報が溢れています。

情報が溢れているからこそ、顧客側にも選択肢がたくさん生まれました。

顧客側に選択肢がたくさんある状態で飛び込み営業をされても、顧客に嫌われるだけです。

そして、アンチになった顧客が飛び込み営業についてネット上で批判的な発言をすることだって考えられます。

そうなると、批判を浴びた飛び込み営業の企業は評判が下がりますし、ますます商品は売れなくなるでしょう。

今の時代、飛び込み営業はデメリットしかないのです。

飛び込み営業をするくらいなら、集客・教育・販売までの一連の流れに沿った仕組みを作り、仕組みに自動的に稼いでもらう方がマシです。

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投稿者: あんり

派遣社員のあんりです。 2018年2月、当時の派遣先の唐突な契約更新打ち切りをきっかけに 会社に振り回されたくない! 自分の人生は自分で舵を取る生き方をしたい! と思い、かつて投げ出していたアフィリエイトに再度向き合い、真面目に挑戦し始める。 将来的には専業アフィリエイターになることを目指して現在奮闘中。

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