元派遣社員の経験者が語る、派遣で働くメリットとデメリットとは

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こんにちは。あんりです。

今日のテーマは「派遣社員」です。

これから初めて派遣社員として働くことを
検討している方の中で、派遣社員として働くにあたって、
どんなメリットとデメリットがあるのか、
詳しく知りたい方も多いんじゃないでしょうか?

私は正社員と派遣社員の両方の雇用形態で
働いた経験がありますので、それぞれの
メリットとデメリットがわかります。

今回の記事では派遣社員の方に焦点を当てて、
派遣のメリット・デメリットについて
経験者の視点で語りたいと思います。

これから派遣社員として働く予定のある方々の
お役に立てたら幸いです。

【まず、派遣社員とは何なのか?】

派遣社員は、正社員・契約社員・パート(アルバイト)などとは
雇用契約の形が異なります。

正社員・契約社員・パート(アルバイト)は、
実際に働く企業と直接、雇用契約を結びますが、
一方、派遣社員の場合は人材派遣会社(派遣元)から
紹介された企業(派遣先)で働きます。

雇用契約ですが、派遣の場合は
派遣元である人材派遣会社と結びます。

仕事上の業務指示は、実際に働く現場(派遣先)の上司から受けます。
給与は、雇用契約をしている人材派遣会社(派遣元)から支払われます。
福利厚生も同じく、人材派遣会社のものを利用できます。

また、就業中にトラブルや困ったことがあれば、人材派遣会社(派遣元)の
営業担当者に相談することが可能です。

派遣社員として働くには、まず人材派遣会社(派遣元)への
登録が必要となります。

人材派遣会社に登録してお仕事を紹介してもらい、
派遣先企業とのマッチングが成立して
実際に現場でのお仕事が始まってから
雇用契約が結ばれます。

派遣契約期間は基本的に3か月間です。

3か月後も引き続き同じ現場で働くことが決まった場合は
雇用契約の更新をしますが、派遣契約期間が終了する場合は
雇用契約も終わります。

【派遣社員として働くメリット】

次に、派遣社員として働くメリットを
自分の経験談も含めてご紹介します。

1.希望条件に合った仕事を自由に選びやすい

派遣会社では、さまざまなお仕事が紹介されていますが、
その中から、自分の希望条件に合ったお仕事を自由に選べます。

例えば勤務地、勤務時間、時給、希望業種、希望職種、
残業のあり・なし、休日出勤のあり・なし
などが選べます。

正社員だったら会社の命令に従うのが絶対ですので、
勤務地や職種、残業時間などを自由に選べません。

一方、派遣は自分の希望に沿った働き方を自由に選べます。
希望条件を派遣会社に伝えると、派遣会社の担当営業が
なるべく本人の希望に沿ったお仕事を紹介してくれます。

また、未経験でもスキルアップの意欲さえあれば
未経験業務のお仕事を紹介してもらえる場合もあります。

自分が希望する条件で働けることは、
仕事のモチベーションアップにもなって良いですよね。

2.仕事以外の時間も確保できること

正社員の場合、仕事量が多く定時後も残業せざるを得ないなど、
長時間拘束されることが多々あります。

一方派遣はお仕事にもよりますが、残業の無い(少ない)案件をよく見かけます。
仕事も大事だけどプライベートの時間も大切にしたい、
とワークライフバランスを考えながら就業を目指している方にとっては
メリットになる部分といえるでしょう。

3.時給が高い

首都圏だと派遣の事務職のお仕事で時給1,500円以上の所も多いです。
パートやアルバイトの時給と比べたら高い方ですし、
場合によっては正社員の月給を時給換算にした金額よりも高いです。

それと、残業代は必ず付きます。

残業代は定時までの時給よりも、
少し多めに設定されています。
サービス残業がありません。

4.組織のしがらみに縛られにくい

正社員と違って、派遣社員は組織において
つかず離れずの人間関係を保てます。

正社員時代は、気が乗らないイベントに強制参加させられましたが
派遣社員の場合はそのようなしがらみから解放されました。

5.いつでも軌道修正ができること

業務内容や職場の雰囲気は、
実際に現場で仕事を始めてからでないと
わからないことが多いです。

正社員の場合、定年まで働くことが前提で雇われている以上
責任の大きい仕事に就いていますので、
こんなはずじゃなかった!と思うことがあっても
責任の重さなどから仕事を辞めにくい側面があります。

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一方派遣社員の場合、3か月ごとの契約更新、
どんなに長くても3年目までの有期雇用ですので
こんなはずじゃなかった!と思っても
契約満了時まで働いて辞めることができます。

この職場(仕事)合わない!と思ったら
軌道修正がしやすいのが派遣のメリットといえるでしょう。

6.仕事が早く見つかりやすい

正社員雇用での仕事を探す時、
採用に至るまでの時間は結構かかりますよね。

転職サイトやハローワークなどから求人を探して応募し、
志望企業に履歴書などの選考書類を提出。
書類選考が通れば面接がその後数回に渡って実施され、
企業側とのマッチングが成立すれば採用されます。

この一連の流れは、1社あたり数週間~1か月くらいかかります。

しかし、面接が通らなければ
振り出しに戻ってまた求人探しの作業から
やらなければいけなくなるため、
正社員での転職は長引きやすいです。

一方派遣で仕事を探す場合、派遣会社に登録した後、
派遣会社のサイトに掲載されている求人や、
担当営業に紹介されたお仕事に応募したりします。

その後「職場見学」という名の、企業との面談が行われ、
企業側と派遣スタッフのニーズがマッチすれば、就業が可能となります。
この流れは1社あたり数日で完了します。

企業と派遣スタッフのニーズがマッチしなかった場合、
また求人に応募するところから戻るわけですが
正社員と比べて仕事が決まるスピードがとても速いです。

【派遣社員として働くデメリット】

次に、派遣社員として働くデメリットを
自分の経験談も含めてご紹介します。

1.交通費なし・ボーナスなし

派遣社員には、交通費やボーナスが支給されません。

交通費は、一部支給される場合もあるようですが
支給されるケースはほぼセロです。

交通費は基本的に自腹です。

また、ボーナスもゼロです。
ボーナスが支給されることはまずありませんので、
この時点で正社員との所得格差が結構つきます…

2.休日の多い月は給料が少ない

派遣のお仕事は時給制です。

時給制ですので、ゴールデンウィークや夏季休暇、
年末年始などの大型連休のある月は
給料がめちゃ少なくなります。

3.時給の高い派遣先に変えないと収入が増えない

派遣社員には昇給がありません。

派遣会社の担当営業に時給UPの交渉をして
時給を上げてもらえるケースがごく稀にはあるようですが…

しかしこの方法で収入UPするのはまず難しいと考えておいていいでしょう。

派遣で収入UPを目指すなら、時給の高い派遣先に変える他ありません。

4.雇用が安定しない

派遣社員は雇用が不安定です。

派遣社員は3か月ごとの雇用契約ですが、
契約を更新し続けたとしても
同じ職場では最長で3年間しか働けません。

3年も経たないうちに雇用契約が
打ち切りになることだってあります。
自分がそうでした。

契約を打ち切られたら、また一から
仕事を探さなくてはなりません。

5.社会的信用が低い

派遣社員は雇用や収入が不安定な理由などから、
社会的信用が低いです。

例えば、銀行でクレジットカードを発行しようとする場合、
派遣社員は正社員よりも審査が厳しくなります。
アパートの賃貸契約の審査も厳しいです。

また、派遣社員は社会的信用が低いことから
世間体も悪くなります。

久々に会う親戚などから職業を訊かれると、
正直少々答えづらいです…

特に男性が派遣社員として働く場合、
世間からは厳しい目で見られるでしょう。

6.年を取るほど派遣社員として採用されにくい

派遣社員は年を取れば取るほど採用されにくくなります。
年齢が高いほど採用されないのは正社員も同じだとは思いますが。

私の遠縁の親戚に派遣社員として働く40代女性がいますが、
年齢が上がるほど就業が難しくなると言っていました。

【まとめ】

派遣社員として働くメリットとデメリットを
ご紹介しましたが、いかがでしたか。

派遣社員は雇用が不安定だったり世間体が悪いなど
どちらかといえばネガティブイメージが強いかもしれません。

しかし、プライベートの時間を大事にしたい人や
未経験の仕事に挑戦しスキルアップをしたい人からすれば
メリットになる部分もたくさんあります。

派遣社員のメリット・デメリットをしっかり理解したうえで
どの条件を優先させたいのかを考え、
自分が望む働き方を選ぶといいでしょう。

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投稿者: あんり

派遣社員のあんりです。 2018年2月、当時の派遣先の唐突な契約更新打ち切りをきっかけに 会社に振り回されたくない! 自分の人生は自分で舵を取る生き方をしたい! と思い、かつて投げ出していたアフィリエイトに再度向き合い、真面目に挑戦し始める。 将来的には専業アフィリエイターになることを目指して現在奮闘中。

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