派遣社員が語る!産休育休代替の仕事をオススメしない理由。

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どうもこんにちは、あんりです。

私は現在派遣社員として民間企業で働く傍ら、ネットビジネスでの独立に向けて挑戦し続けている者です。

普段派遣OLとして活動しているからには、たまには派遣ネタの記事を書かねばな~!と思い、久々に派遣社員のお仕事についての記事を書くことにしました!

派遣ネタの記事を書くの、↓の記事以来約半年ぶりです。

関連記事:近況報告!現在の職場と仕事と上司と。

この記事に登場するブラックな派遣先やクラッシャー上司とはとっくにおさらばしました。今となっては懐かしい”修行”の思い出です。w

では本日の記事のお題

「派遣社員が語る!産休育休代替の仕事をオススメしない理由。」

について早速書いていきます!

私はこれまでの派遣生活で様々な職場で長期派遣の仕事に就きましたが、産休育休代替の仕事も引き受けたことがありました。

産休育休代替派遣の仕事とはつまり、

妊娠・出産・育児で一時的に働けなくなる女性正社員の代わりに、「穴埋め役」として派遣社員が就く臨時の仕事です。

私が産休育休代替で就いた派遣先は幸い、人間関係には比較的恵まれた職場ではありました。

産休育休代替でお世話になった派遣先の社員さんの一部とは、今でも時々遊びに行ったり飲みに行ったりする程の仲の人もいます。気の合う人や趣味の合う人だっています。

人間関係に多少恵まれた点については感謝しています。

しかし仕事面となると、結論から言えばオススメできません。

いろんな派遣先を経験した私がなぜ産休育休代替派遣の仕事をオススメできないのか、その理由について詳しく述べていきます。

【経験者は語る】なぜ産休育休代替派遣の仕事をおススメできないのか?その理由とは。

1.引継ぎ期間が短い

産休育休に入る女性はたいてい妊娠7か月目~臨月近い社員ばかりです。

出産を間近に控えている女性社員は体調不良や検診などでちょいちょい仕事を抜けることも多々あるので、業務の引継ぎ期間が1~2週間などかなり短くなる傾向にあります。

引継ぎ期間が1か月あればかなり恵まれている方なんじゃないでしょうか。

引継ぎ期間が十分でないため、産休に入った後自分一人で本格的に業務を進める際に不安になったり様々な支障が出てくることも。

2.産休育休者と同じ内容の仕事をこなしているのに給与や待遇に差がある

産休育休に入る女性社員に代わって業務を進めるので、基本的には女性社員と同じ内容や量の仕事をこなします。

しかし、同じ仕事をしているにも関わらず、もらう給料や待遇に差がかなりあるんですよね…

女性社員と同じ仕事をこなしているのに、派遣社員の給料は時給制(しかも低賃金だったり)で不安定。交通費なし。賞与なし。

対し女性社員には出産手当金や育児休業給付金が支給されます。そして育休が明けたら復職もできるという。

無職時代に書いた関連記事です。⇒元派遣社員の経験者が語る、派遣で働くメリットとデメリットとは

3.産休育休者の復職するタイミングによって契約期間が左右される

そもそも産休とは出産の前後に取得可能な休みのことを言います。出産(予定)日を基準に産前休暇は6週間産後休暇は8週間取得することを法律で義務付けられています。

一方、育休(育児休業)とは生まれた子供の父母が希望すれば取得できる休みを指します。育休もまた法律に基づいて、雇用形態や雇用期間など取得するための条件が定められています。

一般的には子どもが1歳になるまでの間育休を取得する人が多いですが、本人の希望や保活(生まれた子供を入園させるための保育園を確保する活動)状況によっては1年半~最長2年取得する場合も。

中には「早く社会復帰したい!」などという思いから育休を全く取らず産後休暇だけで復職する女性社員だっています。

…つまり産休育休代替派遣の仕事に就くということは、産休育休者の復職するタイミングによって派遣契約期間が左右されるわけです。

産休育休者が「早く復職したい!」と願えば約3~4か月しか派遣契約を結べないし、保活の進捗状況によっては約1年~1年半先まで派遣契約を更新しながら働けたりする場合があるんですよね。

逆に派遣社員側が「これ以上派遣契約を更新したくない」と希望していても「産休育休者が戻ってくるまでの間何とか働き続けてくれないか?」と派遣先に引き留められる場合だってある。

全て産休育休者の都合に振り回されます。

4.産休育休者の話題になるとかなり惨めな思いをする…

産休育休代替派遣で仕事をしていると、周りの正社員の間では時々産休者の話題で盛り上がります。

「産休中の〇〇さん、もうすぐ出産予定日でしょ?」
「えっもうお子さん生まれたの?!あっ出産報告メールきた!子どもの写真も送られてきてるよ!キャー子どもかわいい~♡」
「彼女いつ頃復帰するの?早くまた一緒に働きたいな~」
「えーっ、子どもの保育園まだ決まってないんだってね。復職は当分先かな。しばらく寂しくなるな~…」

こうして周りの正社員が産休育休者の話題で持ちきりになる中、黙々と働かなければなりません。話の輪にすら入れません。

精神的に辛くなります。

無職時代に書いた関連記事です⇒派遣社員として働いていた頃、職場の人に言われて快く思わなかったこと3選

周りの正社員が産休育休者の話題で盛り上がるだけなら、辛いですがまだ耐えられるかもしれません。

私はそれ以上のキツい体験をしました。

産休育休者が産後3か月経った頃に「生まれた子供のお披露目♡」と言って生まれたばかりの赤ん坊を連れて遊びに来て、職場を練り歩いては子供自慢をしていました。

彼女が職場のフロアに現れた途端、多くの正社員(特に女性社員)が彼女の周りに群がり、

「キャーーーーー!!!!赤ちゃんカワイイーーー♡♡♡♡」
「名前なんて言うの?!いま何か月?!どっちに似たの?!旦那さん似?!」
「●●ちゃんはじめまちて♪ぷにぷにしててカワイイでちゅね~♡」
「○○さん前よりふっくらしてすっかりママになったわね~!完全母乳育児してるの?!」
「ねっ、ねっ、いつ会社に戻ってくる予定なの?!」
「また赤ちゃん連れて会社に遊びに来てよー♪」

などと騒ぎ立てる。

これだけでも十分疎外感を感じて辛いですが、もっと辛かったのはその直後。

産休育休者の彼女は何の配慮もなく、代替で働きに来ている私の目の前にも現れました。しかもスルー&挨拶の言葉なし。まあ挨拶されたくないですけど

はっきり言って、かなり惨めでした。

後で他から聞いた話ですが、彼女は産休育休の手続きで必要書類を渡しに総務へ訪れたわけではなく、ただ「子どものお披露目♡」するためだけにわざわざ職場へ遊びに来たとのこと…

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もうね、唖然としましたよ。どんだけ頭の中がお花畑になってるんだか。

周りの正社員たちが産休育休者の話題で盛り上がってたのも辛かったですが、産休代替で働きに来ている私の目の前に子連れで堂々と現れた彼女が職場に”ただ遊びに”来ていたことにも呆れました。

正直、

会社は仕事する場だ!
あんたの遊び場じゃないぞ!
こっちは仕事しに来てるんだ!
育児休暇をもらってて何呑気に子ども連れて遊びに来てるんだよ!

と怒りが湧いてきました。

~余談~

後からわかったことですが子連れで職場に遊びに来た産休育休者は、結婚したくてもできない独身女性や子供のいない既婚女性の正社員をも困らせていました…

職場にはいろんな立場の人がいて全員が全員子連れを歓迎できるわけではない。

「カワイイうちの子を見ればきっとみんな喜んでくれるはず!」と勘違いしちゃうような想像力の欠けた人は本当に困ったものですよ。。。

5.どんなに頑張ったって時期が来ればあっさりポイ捨て

上記「3.産休育休者の復職するタイミングによって契約期間が左右される」で述べたことですが。

派遣先でどんなに仕事を一生懸命にまじめに頑張っても、産休育休者が復職する時期が来れば派遣契約が打ち切られます。捨て駒のごとくあっさりとポイ捨てされます。

まあポイ捨ては産休育休代替だけじゃなくて普通の長期派遣でも同じですけどね。虚しくなりますよ…

オススメできない産休育休代替派遣。唯一のメリットとは

産休育休代替派遣の仕事をオススメできない理由を挙げてきましたが、この仕事のメリットを唯一挙げるとしたら

普通の長期派遣の仕事に比べて時給が高めに設定されていることですかね。

まぁ産休育休代替派遣の時給が高時給に設定されているのは

期間限定の不安定な仕事だからこそ引き受けるのを嫌がる派遣スタッフが多いから

という背景があるからなんですけどね。

産休育休代替派遣はオススメできないけど、こんな人になら向いているかも

繰り返し言いますが、産休育休代替派遣の仕事はぶっちゃけオススメできません。特に未婚の女性や未来ある若い女性にはね。

でも「期間限定」であることを活かして働きたい人には向いている仕事かもしれません。

例えば社会復帰のリハビリをしたい人や、失業して次の正規雇用の仕事に転職するまでの間の”つなぎ”として働きたい人、趣味の海外旅行の資金を貯めるために一時的にまとまったお金を稼ぎたい人、旦那様の転勤先で一時的に仕事をしたい主婦の方などです。

女性が活躍する社会の実現を!と謳っているが裏を返せば産休育休代替案件が増えている

現代の日本社会では

女性の社会進出を促そう!
女性の管理職を増やそう!
働くママが輝ける社会を!

など「女性が活躍する社会の実現」を目指すことがよく謳われています。

その影響あってか社会に出て、結婚や妊娠・出産をしても働き続ける女性が増えました。と同時に産休育休制度を運用する会社やその制度を利用して子育てに励む女性会社員も確かに増えました。

しかし、その裏では産休育休代替派遣の求人案件も一緒に増えてきているように思います。

経済不安のこのご時世。出産を経ても正社員として同じ会社で働き続けたい女性会社員は多いでしょうから、今後もますます産休育休代替派遣の求人は増えていくでしょうね。

出産・子育てをする女性会社員を、給与・待遇の悪い派遣社員がフォローする形になってしまっている。(だからこそ未婚女性や若い女性には特にオススメできません)

女性が活躍する社会の実現どころか、かえって経済格差や人と人(正社員vs派遣 または 子持ち女性vs子なし女性)との分断を生んでいる気がします。

まとめ

私の実体験を振り返ってみてもやはり、産休育休代替派遣の仕事はオススメできません。

派遣先や産休育休者の都合に振り回されるし、不安定だし、虚しくなるだけだから。無価値感を感じてしまうから。理不尽なこと多すぎです(それを言ったら普通の長期派遣も同じですが^^;)

でも産休育休代替の仕事に就いてしまったからには「期間限定だ」と割り切って、契約期間を全うするしかありません。

契約満了になるまでの間は割り切って淡々と業務をこなすのもいいですが、せっかくなら”猶予期間”を有効活用した方が後々自分自身にとってプラスになるでしょう。

例えば資格取得のために勉強したり、正規雇用の仕事を見つけるために転職活動をしたり、ビジネスを学んで起業したりなどです。

記事冒頭で述べましたが、私自身は現在派遣OLとして働く傍らネットビジネスでの独立を目指して日々挑戦&勉強しています。

ネットビジネスを実践していると毎月少しずつではありますが成果が伸びてきて、自動的に収入を得られるようになってきます。

少しずつであっても毎月収入が増えてくればだんだん自信が付いてきます。ネットビジネスを本格的に取り組む前の自分と比べたら、だいぶ精神的に強くなりました。(笑)

ネットビジネスに挑戦する前の自分は本当にヘタレでしたから^^;

関連記事:2018年のアフィリエイト生活を振り返る

ネットビジネスを実践する最大のメリットは、自分の知っている情報や知識を記事化して、それを読んだ人に価値を与えること。その対価として収入を得られることです。

例えば当記事のように、産休代替派遣として働いた体験談だって立派な価値提供になります。

これから産休育休代替派遣の仕事を検討している人や、その仕事の実態を知らない人からすれば、当記事のような体験談は読者の得たい情報や知識。

その情報や知識を読んでいる人に届けるだけで立派な価値提供となるのです。

更にその体験談を当記事のようにブログに載せたり、SNSなどと紐づければ自動的に価値提供できます。そしてその対価として自動的に収入を得られます。

何かと無価値感を感じてしまう産休育休代替派遣の仕事ですが、その仕事体験だってこの世の中にいる誰かからすれば必要な情報や知識となり得ます。全然無価値なんかじゃないですよ!

話がだいぶ逸れてしまいましたが、産休育休代替派遣の仕事はオススメできません。しかし、諸事情でその仕事に就いたとしても割り切って業務をこなし、その傍ら将来の自分にとってプラスとなる行動を取りましょう!ということです。

無理やりな締め括り方ですが今日はこの辺で!(`・ω・´)ノ

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投稿者: あんり

派遣社員のあんりです。 2018年2月、当時の派遣先の唐突な契約更新打ち切りをきっかけに 会社に振り回されたくない! 自分の人生は自分で舵を取る生き方をしたい! と思い、かつて投げ出していたアフィリエイトに再度向き合い、真面目に挑戦し始める。 将来的には専業アフィリエイターになることを目指して現在奮闘中。

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