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どーもこんにちは、あんりです!
先日1年以上ぶりに7つ年上の従姉に会ってきました。
7つ年上の従姉は過去記事にも書いた通り、2児の母親であり美容師です。数多くいる親戚の中で最も関わりのある人です。
従姉はとある美容室で働いていましたが、女店長(従姉からすれば上司にあたる人ですね、)からの度重なるマタニティーハラスメントを受けたことから退職し、昨年別の美容室に転職しました。
従姉が別の美容室へ転職した知らせは前の寒中見舞いで受け取ったのですが、転職先の美容室が私の最寄り駅から電車を乗り継いで一時間以上ある場所で、普段なかなか訪問する機会がつかめず数か月の月日が流れしまいました…
で、やっとの思いでこの前従姉の転職先の美容室へ初めて訪問したのですけど、受付で私を待ってくれていた従姉の表情を一目見て、従姉がとても幸せそうというか、生き生きと働いているなと感じました。
美容師の従姉に聞いた転職先の美容室での仕事
美容師の従姉に再会した瞬間、一目見ただけで従姉が現在の職場で幸せそうに働いているのを感じました。
なんていうか幸せそうなオーラが全身から溢れ出ているような感じでしたね。(笑)
前職での従姉の姿はというとやはり女店長からの度重なるマタハラの影響でしょうか。ストレスをため込んでいて、どことなく疲れ切っている様子を客目線でも感じ取れるほどでした。
でも転職した先の美容室で働く今の従姉の姿は前とは大違い。
いつも笑顔でいて(それも作り笑いとかじゃなく自然に出てくる笑顔)、とても楽しそうに接客している。
前職の頃との差の大きさに驚いたので、従姉に現在の職場の様子などについていろいろと質問をしてみました。
従姉が言うには、前職の美容室との違いは
オーナー(店長)が第一に従業員の幸せを考え大切に思っていること、第二に顧客が喜ぶようなサービスを提供していること
だといいます。
今回私は髪の手入れをしてもらいに60分間ほど美容室に滞在しましたが、滞在中店内の様子を観察していると、確かにオーナーが従業員と楽しく密にコミュニケーションを取っていました。
また、美容室に訪れるお客さんが落ち着いて過ごせるような環境づくりをしたり、お客さんに「またこの美容室を利用したい!」と思わせるような工夫をしていることが感じ取れました。
第一に従業員の幸せを大切にする
従姉が勤めていた前職の美容室との大きな差は何といっても、従業員の幸せを大切にしている美容室であること。
前職の美容室は過去記事にも書いた通り、従業員の幸せを考えない美容室でしたね。
社員の幸せを考えていないから、従姉の元上司にあたる女店長は当時出産を控えていた従姉に対し度々マタニティーハラスメントをした。それも母子ともに命の危険が差し迫るほどのマタハラを。
従姉が元上司に第一子妊娠報告をした直後からマタニティーハラスメントが始まり、
休憩時間に椅子に座らせてもらえず
「怠けてないで仕事しろ」
「妊娠は病気じゃないんだからこれくらいの仕事はできるでしょ?」
などとと暴言を吐かれる、
わざと帰らせないように業務量を増やされ残業させられる、
シフトを無理やり入れられ休日出勤させられる、
過酷な立ち仕事を強制させられて切迫流産寸前で病院へ緊急搬送(第二子の時も)、
産休・育休明けにネチネチ嫌味を言われる、、、
などなど、散々な目にあったのだそうです。
「マタニティーハラスメントをする上司の下では子育てしながら働き続けられない!」
と思った従姉はその美容室を退職してしまいました。
従業員の幸せを考えない・大切にしない美容室は、従業員同士ギスギスした人間関係が生まれ、どことな~く悪い空気感が漂ってます。
そんな空気感は、どんなに隠しきったつもりでも隠しきれず、勘の鋭いお客さんにはすぐにバレてしまいます。
「あ、この美容室なんか嫌な感じがするな、、、」
と。
従姉から聞いた話ですが、従姉が辞めた今、前の美容室から常連客が逃げ、電車で数駅離れた所にある従姉の現職場の美容室までわざわざ追ってきたのだそうです。
そして追ってきた常連客に
「あなたが前の美容室を辞めたのはやはり人間関係が原因でしたか!何となく悪い空気感は感じ取れていましたよ(苦笑)」
と言われたのだとか…w
一方、転職先の現在の美容室は社員の幸せを第一に考えている職場なので当然マタハラなどありません。むしろ出産・子育てに理解があり、ワーキングマザーの従姉でも仕事がしやすいような職場作りがされていました。
現在従姉は小学校低学年と保育園児の2児を育てているのですが、どちらもまだ手のかかるお年頃。
お迎えしに時短勤務しなければならないし、子どもが体調を崩せば学校や保育園から突然呼び出されることが多々ある。そのため仕事を途中で抜け出さなければならない時があります。
転職先の美容室ではそのようなやむを得ない事情をも考慮し、ワーキングマザーが働きやすいような融通の利く職場環境が整えられていました。
従姉以外にも、小さいお子さんのいるワーキングマザーが仕事していたので、子持ちの美容師さんにとっては本当に働きやすい環境なのでしょうね!
美容師の仕事といえば、一般的には長時間拘束・休みが少ない・肉体労働でブラックすぎると言われている職業です。
ブラックな労働条件の下ではワーキングマザーは余計働きづらくなってしまいますし、ワーキングマザーじゃなくたって美容師の幸福度は下がってしまいます。
でも従姉の現職場の美容室は、そんなブラックな労働条件とは正反対の職場環境でした。
時間に融通が利く、休みが取れる、子供との時間も取れる…
なぜ美容室にしてはホワイトな環境なのかというと、美容室のオーナーが「家族との時間を増やし、大切にしたい」という想いを持った人らしく、美容室創業当初から「従業員が家族との時間を取れる・従業員の幸せを大切にする美容室」づくりを目指していたのだからだそうです。
そんなオーナーの想いが形となって、今では従姉含むワーキングマザーの美容師たちが活躍するような美容室になったのだといいます。
またオーナーはワーキングマザーが仕事に邁進しやすいような環境づくりだけでなく、従業員間で親睦を深められるような工夫も行っており、定期的に家族連れOKの社内イベントを開いて従業員同士密なコミュニケーションが取れるようにしているのだそうです。
このような社内イベントなどを通して従業員同士交流を深められるので、従姉が言うには以前の美容室のような人間関係のギスギスした感じはないのだそうです。
第二に顧客が喜ぶサービスを提供する
従姉の現職場は、顧客が喜ぶサービスも提供していました。
例えばカラーリングなどの際に使う薬剤。
薬剤って染みたり頭皮にダメージを与えたり、匂いのキツいものとかありますよね。
しかしそんな”キツい薬剤”を使っていてはお客さんを満足させられないし、むしろ苦痛を与えてしまうだけ。
だからお客さんに満足してもらえるように、美容室のオーナーは薬剤にこだわり抜き、お客さんにダメージを与えないやさしい薬剤を使ってカラーリングやパーマなどといったメニューを提供しているのだと聞きました。
また、お客さんに美容室の滞在時間を少しでもリラックス&楽しんでもらえるように、スイーツとドリンクを提供するサービスもありました。
スイーツやドリンクにもオーナーのこだわりがあるらしく、全てはお客さんの美と健康と喜びのためにと、オーガニックのものや品質の良いものなどしっかり厳選しているのだそうです。
実際に私はウーロン茶とクッキーをいただきましたが、どれも美味しかったです!
美容室ってなんだかとても緊張する空間ですよね。希望どおりの髪型になるか不安だし、施術中に美容師さんと会話しなければならないし…
(ま、私と従姉の場合だと親戚同士なので会話にはあまり緊張しないですけどねw)
でも美味しいスイーツやドリンクの差し入れがあると、緊張感がほぐれてホッと一息付けるから、このようなサービスがあると客側としても嬉しいですね。
しかもお客さんの喜びのために飲食物を厳選している背景があるのだと知ると、更に嬉しくなります。
「この美容室にぜひまた来たい!」
という気持ちにさせられる!
まとめ
以上、従姉の転職先の美容室に訪れて私が感じたことでした。
まず何より、従姉が今の職場で幸せそうに働く姿を見ることが出来て安心しました。
以前と違って従姉がイキイキと働けるのは、現職場が従業員の幸せを第一に考え、第二にお客さんの喜びを考える美容室だからだと思うんです。
現場で働く従業員(=美容師)を大切にできなければ、幸せにできなければ、顧客に喜んでもらえるようなサービスを提供する余裕がなくなる。
むしろ客に「あ、このお店なんだかヤバイぞ、、、」と気づかれてしまい、客が流出してしまう。
しかし一方で従業員を大切にできる職場では、従業員が幸せになる。
従業員が幸せになれば、顧客に喜んでもらえるサービスを提供する余裕ができる。
提供されたサービスに顧客が喜び「ぜひまたこのサービスを、店を利用したい!」とファンになれば、美容室に訪れるリピーターが増えたり、リピーターによる口コミで新規顧客が付きやすくなる。
従業員を大切にする会社は
従業員が幸せになる
↓
客が喜ぶサービスを提供できる
↓
客がファン・リピーターになる
↓
固定客が着いて安定する・新規客が増える
という流れが循環して繁栄していくのだろうな~!