マタハラという名の職場いじめを受けた従姉の話。

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こんにちは、あんりです。

今世の中ではセクハラ、パワハラ、モラハラ、マタハラ、スメハラなど
何かと「○○ハラ」と付く言葉が増えましたよね。

関連記事:新卒時代に経験した職場いじめは明らかにモラルハラスメントだった。

今回の記事ではその中でも
妊娠・出産に関することへの嫌がらせ、マタハラ。

「マタニティハラスメント」について語りたいと思います。

【従姉、マタハラで仕事辞めたってよ。】

ちょっと前に祖父が亡くなってその葬儀に参列した時、
久々に親戚たちと再会しました。

関連記事:人生は意外と短いのだから、生きているうちに大切な人とたくさん関わろう

その際に、年の離れた30代の従姉とその次女(1歳児)に
約一年ぶりに再会しました。

従姉は美容師で2児の母親。
数多くいる親戚の中で私が最もよく関わっている人です。

美容師ということもあって、
私は髪を切ってもらいに
従姉の働く美容室へたまに通っていました。

従姉が次女を妊娠し、産休に入ってからは
私はその美容室へ通わなくなったので
もうかれこれ2年くらいは
そこの美容室へ行ってないですね。

そして今年に入ってから
従姉が育児休暇を終え仕事復帰したというので、
またあの美容室へ通おうかな…と考え始めたら
従姉から衝撃的な言葉が出てきました。

「ああ、私、あの美容室辞めたよ」

私は思わず
「えっ?」
と声を上げてしまいました。

美容師の仕事が好きだった従姉が
なんであの美容室を辞めたの?
と思いました。

すると従姉が続けて告白しました。

「私、あの美容室でマタハラを受けていたんだ」

え、、、マタハラ?

聞いたところ、従姉が受けていたマタハラは
何も最近(次女の妊娠が発覚した2年前から)始まったわけではなく、
現在5歳児の長女の妊娠がわかった6年前から始まっていたのだそうです。

【従姉が受けていたマタハラという職場いじめの実態】

従姉が勤めていた美容室には30代の独身女性の店長がいました。
従姉より歳が一つ上ですが、従姉から見れば
上司みたいな存在だと言いました。仮にYさんだとしましょう。

従姉はそのY店長からトータルで6年くらい
マタハラを受けていたと言います。

従姉が結婚したのは8年前。
そして2年後(今から6年前)に長女の妊娠が発覚。

妊娠がわかったことをY店長に報告し、
その上で近々産休をいただきたい旨を相談した直後から
Y店長によるマタニティハラスメントが始まったそうです。

例えば休憩時間を取らせないとか。

美容師は長時間の立ち仕事が多いのは
皆さんもお分かりかと思いますが、

妊娠した体でずーっと立ちっぱなしで仕事をしているのは
母体にかなり負担がかかるようなんですよね。

だから時々椅子に座るなどして
休憩を取る必要がある。

でも、椅子に座って休憩を取ろうとしたら
Y店長に「怠けていないで仕事しろ」
言われて休憩もろくに取らせてもらえなかったそうです。

他に、わざと帰らせないように
仕事量を増やされて残業させられたり、

休日にシフトを無理やり入れられて
休日出勤させられたりしたそうです。

「妊娠は病気じゃないんだからこれくらいの仕事はできるでしょ?」
と言われて無理やり仕事を押し付けられたそうです。

そして産休間近のある日、
残業や休日出勤などの過酷な長時間労働や
立ちっぱなしの仕事を強要され続けた影響なのか、
従姉は出血してしまい、そのまま病院へ緊急搬送。

あともう少しで切迫流産してしまうところだったくらい
危険な状態だったそうです。

母子ともに命の危険に晒された状態だったにも関わらず、
その後もY店長の態度や対応に変化なし。

むしろ、妊娠したことに対してネチネチネチネチと
皆の前で嫌味を言われ続けたらしいです。

それから4~5年経ち、次女を妊娠した後も
長女の妊娠の時と同じようにまた
Y店長からのマタハラを受けたといいます。

長時間の立ち仕事の強要、

しつこく嫌味を言われる、

わざと休憩時間を取らせない、

わざと仕事量を増やされて残業させる、、

勝手にシフトを組まれて休日出勤させられる、、、

そしてまた仕事中に出血して切迫流産の危機に遭う。

切迫流産の危機は何とか乗り越え
無事次女の出産も終えましたが、

産休・育休明けの仕事復帰後も
相変わらずY店長からネチネチネチネチ
嫌味をいろいろと言われ続けたようです。

育休明け初日に0歳児の次女が熱を出してしまい、
保育園に預けるわけにもいかなくなったので
急遽お休みを取って自宅で次女の看病をしていたら

Y店長から「仕事復帰初日からなんで早速休んでいるのか…」
とブツブツ嫌味を言われたと言います。

妊娠中も育休後も変わらないY店長の態度が嫌になり、

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「こんな理解の無い店長のもとで子育てしながらの仕事は続けられない」

と思って、2か月前きっぱり仕事を辞めたようです。

私は以前、従姉が二度切迫流産の危機に遭った話を
親戚づてにちょっとだけ聞いたことはあったのですが、

まさかその背景にマタハラという
職場いじめがあったとは知らなかった
ので、
今回その事実を初めて聞かされて衝撃を受けました。

【性格のキツい店長に嫌気がさしたという従姉】

実は私、従姉にマタハラをしたY店長とは
顔見知りの仲です。(苦笑)

私が従姉とは親戚同士だということを
Y店長はもちろん知っていますし、

従姉の産休中に、
そのY店長に髪を切ってもらったこともあります。(爆)

だから、Y店長が従姉(とお腹の中にいた子ども)の
命を危険に晒すまでのマタハラをするような人
だと聞いた時は正直驚きました。

え、そんなに意地悪な人だったの?と。

だってY店長に髪を切ってもらった時とか、
普通に笑顔でサービス良く接客してくれていましたから…

でも、笑顔でサービス良く接客するあのY店長の姿は
あくまでも表の顔だけであって、
裏の顔は全くその逆の性格だと、従姉は言いました。

従姉曰く
「Y店長はかなり性格がキツい人」
だそうです。

たとえば従姉が働いていた美容室には
結構LGBTのお客さんが来室していたようです。

だからゲイやオネエ系のお客さんが
よくいらっしゃったそうなんですよね。

で、Y店長はLGBTのお客さんたちとは
普通に笑顔で接客対応をするようなのですが、
彼ら彼女らが美容室を去った後は
結構陰口を叩いていたようです。

「あの人たち超キモ~イ!私まじ無理なんですけどwww」

と言った具合に…。

LGBTのお客さんだけでなく、
それ以外のお客さんに対しても

本人のいないところで陰口を叩いたり、バカにしたりと、
心無い言葉をしょっちゅう言っていたそうで、
そんなキツい性格のY店長に
従姉はいつもうんざりしていたようです。

笑顔で接客している時の表の顔と、
陰で人を小ばかにしている時の裏の顔。

表の顔と裏の顔の時との激しい差。

Y店長の二面性を知っているからこそ、
嫌だったとも言います。

確かに、接客時には笑顔で対応してくれていたスタッフさんが
陰で悪口を言っているのだと思うと、
客側の立場としてもなんか嫌ですよね。

私もY店長に陰口を叩かれていたのかなぁ…。

「えー、あの『あんり』とかいう奴が産休給料泥棒のアイツの従妹だって?!」

「うっそマジ?!www全っっ然似てねーんだけどwwww」

「本当に血の繋がった従姉妹同士なの?!信じらんねーwww」

「てかさー、あんりってクソ真面目系クズで根暗のオタクっぽくね?キモいよねーーwwww」

とか散々バカにされたりディスられたりして……orz

まぁもう顔を見ることないでしょうし、
どうでもいいんですけどね。(苦笑)

【なぜY店長は執拗に従姉にマタハラをしたのか】

従姉いわく、
Y店長が執拗にマタハラしてきたのは
「女の嫉妬」が理由なのではないか?
と言います。

美容室には従姉とY店長を含めて
約10名の美容師さんたちが働いていました。

その中でY店長は30代後半で最年長の独身女性、
従姉はY店長の1歳年下で、スタッフで唯一の既婚子持ち女性。

その他スタッフは20歳前後の超若い独身男女。

自分よりも歳の若い女性スタッフに早く結婚され、
しかも2回妊娠・出産したのだから
嫉妬心が相当半端なかったのではないだろうかと思います。

従姉が言うには、妊娠中の時だけでなく、
結婚報告の時もY店長にきつく当たられたようです。

他の若い後輩男女のスタッフからは
「ご結婚おめでとうございます!」
と祝福されたのに、

Y店長からは無視されたり
チクリと嫌味を言われたみたいです。

あー…女の嫉妬って怖いね!

でも嫉妬心丸出しにすればするほど
人からもっと避けられるようになるゾ★

【おわりに】

Y店長から散々マタハラという職場いじめを受けた従姉ですが、
次女出産後の育休明けから間もなくして退職しました。

現在は出産・子育てに理解のある美容室へ転職して
また美容師のお仕事に邁進しているようです。

周りには従姉と同じくママさん美容師が多いみたいなので、
前職の職場と違って仕事がやりやすいみたいです。

一方、従姉のことをいじめたY店長の現在ですが、
今やY店長に慕う後輩や部下は誰もいないようです。

己の気が済むまで人を蔑んできた結果が
自分に返ってきたのでしょう。(苦笑)

マタハラで仕事の人間関係などが嫌になったら
よほどその職場に執着する理由でもない限り、
思い切って環境を変えて、自分のライフスタイルに合った
職場を探すことも大事
なのかもしれませんね。

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投稿者: あんり

派遣社員のあんりです。 2018年2月、当時の派遣先の唐突な契約更新打ち切りをきっかけに 会社に振り回されたくない! 自分の人生は自分で舵を取る生き方をしたい! と思い、かつて投げ出していたアフィリエイトに再度向き合い、真面目に挑戦し始める。 将来的には専業アフィリエイターになることを目指して現在奮闘中。

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