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どうもこんにちは、あんりです。
先日猛暑の中、暑~い部屋の中で
うなだれていたら
親から一通のメールが来ました。
母方の祖父が亡くなったのだ。
大正生まれでオーバー90。
老衰で大往生でした。
太平洋戦争でジャワ(現在のインドネシア)に
10代の若さで派兵された経験もあるし、
その後の戦後混乱期などの
激動の時代を生きてきた人でした。
私は祖父に昔からたくさん
かわいがってもらいました。
私がまだ生まれて間もない時、
当時かなり遠方の地域で暮らしていた祖父は
今は亡き祖母と一緒にすぐ家へ駆けつけてくれて、
働き盛りだった父や
産後の疲れ切った体で大変だった母に代わって
私の面倒を見てくれていたそうですし、
私が5歳になった年には、
うちの両親やいとこを率いて
祖父は海外旅行に連れて行ってくれました。
祖父にとって昔から馴染み深いインドネシアへ。
旅行先では、インドネシア語を話せる
祖父が通訳をしてくれたりもしました。
私が小学校3年生くらいの時、
小学校の社会科で
「身内の戦争体験を聞いてくる」
課題を与えられたのだけど、
祖父は自身のインドネシアでの戦時中の生活を
電話越しにたくさん語ってくれました。
当時小学3年生だった私にも理解できるように、
わかりやすい言葉で説明してくれました。
広島の原爆資料館にも
一緒に訪れました。
祖父世代にとってはつらい戦争体験を
思い出させてしまうことだらけだったかもしれないのに…
…祖父との思い出をいろいろと書き出しているうちに
長くなってしまいましたね。
実はこのブログを書いている2カ月ほど前に、
祖父の余命はあと2カ月くらいしかもたないだろう、
と親戚から聞かされていたんです。
とっくに90代に突入していたし、
2年前に最後に会った時には
体がだいぶ弱っていたように見えたので
もういつ亡くなっても
おかしくない状態ではありましたが、
それでも祖父の余命を聞かされた時は正直
泣きそうでした。
今までたっくさんお世話になった身内が
旅立つのはやはり寂しいので。
ですが、その時余命を聞かされて
心の準備ができていたので、
祖父の死を知った今は
不思議と悲しい気持ちにはなりません。
言葉が適切かどうかはわかりませんが、
心穏やかな気持ちです。
とにかく、祖父からは
たくさんの愛情を注いでもらいましたし、
いっぱい面倒を見てもらいました。
90年以上、長生きをしました。
なので、寂しい気持ちよりも
感謝の気持ちや労いの気持ちの方が
強いです。
今まで本当にありがとう!
感謝しています!
そして、お疲れさまでした!!
【人生は意外と短い】
亡き祖父への気持ちをたくさん綴ってしまいましたが、
ここからがこの記事の本題です。
(今までのは本題じゃなかったのか…)
亡き祖父のように人生90年以上も生きると
大往生だとか、すっごく長生きだったとか
感じますよね。
ですが、以下の記事でも書いたように
人間年を取れば取るほど
時間の経過がめちゃくちゃ
早く感じるようになります。
関連記事:時間が経つのが早いと感じるのは大人になって○○○ことをやらなくなった証拠
例えば人生80年だとすると、
20歳を迎えた時には、体感的には
もうすでに人生の半分を終えているのと
同じなのだそう。
更に言えば、大人になってから
新しいことに挑戦しなくなったり
刺激的なことを体験しなくなれば
時間はもっと早く過ぎ去っていくように
感じるんだそうです。
だからただ毎日をぼーっと過ごしている人ほど
気が付いたらあっという間に年老いて
死を迎えてしまうってわけですね。ひゃー恐ろしい。
私はそういう死に方は嫌ですね…
どうせ死ぬならもっといろんな経験を積んで
刺激的なことも体験しつつ
楽しい思い出をたくさん作ってから死にたい。
いろんな経験を積むためにはお金がそれなりに必要です。
だからお金を得るための手段として
アフィリエイトを日々頑張っているわけですが。
で、そうは言うけど自分自身が
刺激的な体験をしたり
楽しい時間を過ごしたり
新しいことに挑戦したりするには
具体的にあとどれくらいの時間しか残っていないのだろう?
と、ふと疑問に思ったわけですよ。
そこで海外のサイト
“see your folks(和訳:両親と会おう)”を使って
自分は余命あと何日なのか計算してみました。
このサイト、本当は
「自分の両親にあと何回会えるか?」を
を教えてくれるサイトなんですよね。
世界各国の男女の平均寿命と
年に両親に会う回数、
両親の年齢から割り出して、
あと両親に何回会えるかを計算してくれます。
だから本来とは使用目的が全然違うのですが(苦笑)、
自分が寿命を迎えるまであと約何日なのか、
一応計算はできます。
試しにやってみました。
4つ質問が用意されていますが、まず左上の質問から。
Q1. “Where do your parents live?”
(和訳:あなたの両親はどこに住んでいますか?)
A1. Japan
⇒ここには自分自身の居住国・日本を入れてみます。
次は右上の質問。
Q2. “On average how many times do you see your parents a year?”
(和訳:平均して一年間に何回両親と会っていますか?)
A2. 365
⇒自分のことですので、365日・毎日とします。
続いて左下の質問。
Q3. “How old is your mum?”
(和訳:あなたのお母さんは何歳?)
A3. 28
⇒私は今年で28歳になる女なので、ここに28と入力します。
最後に右下の質問。
Q4. “How old is your dad?”
(和訳:あなたのお父さんは何歳?)
A4. –
⇒私は男性じゃないのでここはスルーします。
全部入力し終わったら
Show my results(和訳:結果を見る)を
クリックします。すると……
You will see your Mum
20440
times before she is expected to die.
(和訳:あなたはお母さんが死ぬ前に20,440回会えるでしょう。)
20,440日。
一年が365日あるとして、20,440日を割ってみると…
20,400÷365=56
余命はあと56年ってことか…
56年+28歳(現在の年齢)=84歳
ということで、どうやら私は
84歳で寿命を迎える計算となっているようです。
84歳!あと56年!!
亡き祖父含め、うちの祖父母たちは皆
オーバー90で寿命を迎えているほどの長生き家系なので、
今回の計算結果は90歳を超えているものだと
勝手に思っていました。
ですが予想してた結果よりも6年短いです…
人生短いんだな…。
【試しに自分の両親にあと何回会えるか計算してみた】
ではここで、このサイトの本来の使用目的に沿って
自分の両親に何回会えるのかを
試しに計算してみました。
するとこのような結果になりました。
495回…
1回=一日だとしたら
両親揃って会えるのはあと2年にも満たないんですね…
ちなみにこれが母一人だけだと
540回
父一人に会うだけだと
450回
という計算になりました。
会える回数が思ったよりも少ない!
こうして具体的な数字を突き付けられると
なんだか寂しくなってくるし、
親が元気に生きているうちに出来るだけ多く
会っておいた方が良いかなぁ、って思いますね…。
【大切な人が生きているうちにたくさん関わろう】
「孝行のしたい時に親はなし」
という諺がありますが、これは
自分が年老いて
親ともっと関わりたい、大切にしたい
と思った頃には時すでに遅しで
親が亡くなっている。
つまり、
生前にもっと親孝行をしておけばよかった
と後悔する言葉なんですよね。
大切な人の代表格で「親」を挙げましたが、
別に親に限らなくてもいいです。
兄弟姉妹
祖父母
親戚
親友
恋人
配偶者
娘息子
恩師
仕事仲間
など
自分にとって大切だと思う人たちと
お互いが生きているうちに
しっかり関わって、大切に思い合わないと、
その相手が突然亡くなってしまった場合
非常に後悔します。
記事の前半で亡き祖父に対して
いろいろ感謝の気持ちを書き連ねた私ですら
「あ~もっと会っておけば良かったなぁ」
と思う所はあります。
先述した通り、人生は思ったより短いのだから。
大切な人が突然亡くなったり、
自分自身が死んだりしてから
「あーもっとこうしておけばよかった」などと
後悔しないように毎日生きていきましょう。
会っておきたい人、関わりたい人には
積極的に接していって、
自分のやってみたいこと、体験してみたいことには
どんどん挑戦しましょう。
何だかまとまりのない記事になってしまいましたが、
最後にこの曲を添えて今回は締めたいと思います。
愛してる この命 明日には尽きるかも
言わなくちゃ 言わなくちゃ 出来るだけ真面目に
♪つぐみ/スピッツ